日々の天気を知るためには欠かせない気象観測装置

気象観測システムのフィールドジョイTOP > コラム > 日々の天気を知るためには欠かせない気象観測装置

日々の天気を知るためには欠かせない気象観測装置


気象台や観測所で使用されている



日々の天気を知るためには、気象観測装置の存在が欠かせません。現在では天気予報でより正確な天気を知ることができるようになりました。なぜここまで正確な天気を割り出せるのかというと、気象観測装置の技術力が上がったからです。主に気象台や観測所と呼ばれている場所に設置されており、いろいろな天気の情報を知ることができます。

例えば気温ですが、天気予報では必ず最低気温と最高気温が表示されることは知っているでしょう。気温を知るためには、当然温度計が必要になるのですが、温度計では現在の温度を知ることしかできません。なぜ数日先の温度を知ることができるのかというと、気温以外にもいろいろな情報があるからです。湿度も測定することができますし、気圧なども測定することが可能になっているので、このような情報をたくさん集め、天気を予想する専門家である天気予報士が予測をするのです。1つや2つだけの情報源では、当然どれだけ高い知識を持っていても予想することは不可能でしょう。だからこそいろいろな情報を知るために、気象観測装置が存在しているのです。

ちなみに気象観測装置というのは、天気に関係していることを計測できる全ての計測器1つ1つのことです。雨量計や日照計、風向風速計なども気象観測装置になります。これらの機械類から得た情報が気象台や観測所から送られてくるのですが、このようなシステムの総称を気象観測システムと言います。このような機械類があるからこそ、日々の天気を知って対策が取れるようになっているのです。



使用されている場所



気象観測装置が使用されているのは、基本的には気象台や観測所になっているのですが、具体的にはどのような場所になっているのでしょうか。主な観測場所としては、露場・観測室・屋上・測風塔になっています。観測室については特に説明しなくてもわかるでしょうが、簡単に言えば室内ということです。屋上は測風塔の屋上のことで、屋上以外の場所を測風塔と明記しているのです。露場というのは地面に設置して測定する場所のことを指しています。ようするに最も高い屋上と、屋上よりは低いけれど、ある程度高い測風塔、地面と屋内で観測されているのです。

なぜこのように高さが異なる場所で測定を行うのかというと、低い場所と高い場所では測定する値に差が出てしまい、本来欲しい情報が正確に出せなくなってしまうからです。どの位置の数値を出すのかによって、予想の仕方も変わってくるので、最もよい位置で測定できるように考えて設置しています。露場は基本的に無人と有人が存在しており、人がいなくても問題なく測定できる場合には、当然人を配置することはありません。しかし、測定内容によっては人がいないと観測できないこともあるのです。このような場所の場合には、人が直接数値を見て測定を行っているので、気象観測というのはかなり大変だということがわかるでしょう。この中で最も多くの気象観測装置を設置しているのが露場なのです。逆に最も少なくなっているのが観測所の中であり、気圧計が設置してあります。



観測種目と観測方法



正確に天気を予測するためには、適材適所に合った気象観測装置を使用する必要があります。そこで主な観測種目と観測方法を紹介します。まずは気圧ですが、気圧を測る機械は電気式気圧計になっています。海面気圧や気圧の変化まで測定できるので、かなり重宝されていると言えるでしょう。温度を測る場合には温度計、湿度を測るときは湿度計というのはわかるでしょうが、他にも通風乾湿計という気象観測装置も使用しています。

風の向きや強さを測る場合には、風車型の風向風速計を使用するのですが、できるだけ高い位置で測定することが重要になります。だからこそ測風塔を建設して、高い位置で測定をするのです。測風塔で使用する気象観測装置は、風向風速計だけではありません。他にも、全天電気式日射計・回転式日照計・太陽電池式日照計などが測風塔で使用されているのです。これらの機械は全天日射量や日照時間を測定するので、やはり高い位置の方が測定しやすいと言えるでしょう。

雨量計や感雨器などは雨量や雨の強さなどを測定するので、長雨の季節やゲリラ豪雨などが発生しやすい夏場などは重宝されています。地域によっては冬になると雪が降ることがあるのですが、雪が多い地域では、当然雪の測定も必要です。雪の測定を行うためには、積雪計や雪尺、雪板などを用いて測定されています。雨の場合にも災害が起こりやすいのですが、雪の場合にはもっと被害が大きくなることが多いのです。特に雪に慣れていない地域で降雪が観測された場合、交通機関も大半がマヒしてしまいますし、転んでケガをする人も多くなります。そのため、しっかりと天気予報で注意を呼びかける必要があるので、積雪計など雪を観測するための気象観測装置は重要だと言えるでしょう。ちなみに雲の様子を観測する場合には、目視で行っています。

次の記事へ