気象庁やレーダーに関する豆知識について

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気象庁やレーダーに関する豆知識について


気象庁のレーダーと配置されている場所について



気象庁では私達が悪天候による危険をできるだけ少なくするために日々お仕事をしています。例えば悪天候によって危険に晒される可能性は、皆無ではありません。例えば冬の季節においては大雪が発生する可能性があります。日に日に蓄積する雪であればこれ以上の積雪があれば避難をしようと考えることができませんが、短期間で大量の雪が降る悪天候に見舞われると短期間で積雪が観測されるので、当然大量の雪が屋根や道路に積もる可能性があります。築年数が古い屋根に多くの積雪があれば、家がその重みに耐えることができずに倒壊する恐れがあります。また、道路に多くの積雪を記録すれば、交通網の麻痺が懸念されます。例えば積雪があることで、バスや電車が一時的にストップするため、移動をしている人は交通の麻痺によって大きなダメージを受ける可能性もあります。冬の季節だけでなく、夏の季節においてはゲリラ豪雨があります。ゲリラ豪雨も局地的に短時間で多くの降水量をもたらすことで知られており、雷などが落下するので、危険な悪天候の一つになります。このように短期間の気象変化に対応するために、気象庁では観測地点に気象レーダーを配置しています。気象レーダにはアンテナが上部に搭載されており、そのアンテナは時計回りに回転をします。回転するだけでなく、マイクロ波という電波を発射して雨や雪を観測することができます。その範囲は凡そ半径数100キロメートルとされており、一つの気象レーダーで多くの地域をカバーすることができます。常に運転させることによってその観測地点から数百キロ以内の雲や雪を観測できるので、その雲などがその観測地点周辺に到達するまでに予め行動をすることができます。

例えば多くの雨が予想される雲が通過する可能性がある時は周辺の住民に対して呼びかけをして前もってその雲が来る前から備えることができます。日本には気象レーダーが設置されている箇所はたくさんあります。例えば東京に気象レーダーは設置されていませんが、地点名として東京があり、その場所は千葉県になります。また、日本の最北端の都道府県として知られる北海道や、最南端の沖縄県でも気象レーダーが設置されています。東北地方には秋田県や宮城県、日本海側では新潟や福井県の坂井市などにも設置されており、その数は全国に20箇所とされています。多い数であると思われる人もいますが、他の国に比べれば数は少なくなっています。



気象庁のレーダーのデータの見方について



今でも新聞などには天気図や衛星画像が公開されているところもあり、年配の方の中には新聞で公開されている天気図や衛星画像データの方が馴染みを感じる人も少なくないでしょう。このデータは気象庁などが公表しているデータの一つです。例えば、天気図を見れば、日本列島周辺にはどのような気圧があるのかを確認することができます。例えば高気圧、低気圧などが確認でき、等圧線も確認することができるので、等圧線が狭いところは風が強く、広いところでは風は穏やかに吹くことを中学校の理科で習った経験があるという方も少なくないでしょう。衛星画像では主に日本列島の画像を映し出しその上にはどのあたりに雲がかかっているのかを確認することができます。雲の位置を確認してその分厚さなどを想定すれば雨が降る可能性があるのか、太陽が垣間見える可能性があるのかどうかなどを衛星画像から知ることができます。一方でレーダーにおいては天気図や衛星画像よりも詳細な雨の状況などを確認することができます。降水量に応じてそれぞれ色分けがされており、例えば紫は一時間に80ミリ以上の猛烈な雨を降らせるカラーです。

一方、青色は一時間に5ミリから10ミリの比較的弱い雨が降ることを知らせるカラーで、それぞれの都道府県でどれぐらいの雨を降らせる雲が通過するのかを予め確認することができます。また、日本列島を全体で見るのではなく、近畿地方などに拡大することもできます。



一般の人が観測できる装置が販売されている!?



実際に天候などを予測したりする時は、気象庁が発表するレーダーで観測したデータを見て明日雨が降りそうだとか、明日は猛暑の可能性があるといった情報を知ることができます。しかし、一般の人が気象観測をしたいと思うこともあるでしょう。基本的に気象観測装置は高額なものも多く、気象観測地点を増やそうと思えば、一箇所あたりに1千万円以上もかかることが予想されています。そのため、実際に個人の方が気象観測地点を作ることは難しいですが、学校の授業などで風速計を使用したり、太陽光発電を管理するために気象観測装置を導入したい方は通販サイトを利用すれば観測装置を購入することができます。

通販サイトでは基本的に足を運び購入したりする必要がなく、種類も豊富なため観測したい方のニーズに合った装置を手に入れることができるでしょう。

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