2021-09-06

こんにちは!気象観測アシストです。
9月になり、秋雨日和な日が続いています

肌寒い日が多いですが、みなさん体調など崩していませんでしょうか?

ところで約1週間前の8/30の夕方、
茨城県の北側に立派な積乱雲が現れました!
その写真がコレ☆
 

写真だとチョット伝わりにくいのですが、
とても大きくて、とてもキレイな積乱雲だと感じました!!!
まるで大輪のバラの花のような…
とにかく”感動もの”だったんです☆

そこで今回は
①どのくらい大きいのか?
②なぜキレイなのか?
を検証してみたいと思います。
※自己流なのでもし間違っていたらごめんなさい(笑)

①大きさ(高さの検証)
前々回の記事「雲頂高度の目測の仕方について」を参考にすると
今回の積乱雲の下にある黒い雲がざっくり雲底1,000m、雲頂2,500mとすると
ぱっと見で積乱雲の雲頂は2倍の約5,000mくらい?と思われますが…
しかし、大事なのは距離の関係です。

この時の雨雲レーダーがコレ!

積乱雲の位置はなんと茨城県と福島県の県境、
つまり撮影地点から約60kmの距離でした。
それに対して比較に使った黒い雲の距離は約20kmくらい…

そして三角比で求め直した積乱雲の雲頂高度は…15,000m!ちょっと高すぎ
しかし日本などの中緯度地域では積乱雲は最高16,000mくらいまで達することもあるので、
あり得ない高さでもないかもしれません。

因みにその夜のウェザーニュースのニュースがこちら

ちょっと長くなったので、②の検証は次回にします!
お楽しみに☆

  
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